販売差し止め申し立てとは? わかりやすく解説

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販売差し止め申し立て

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:10 UTC 版)

SoftBank 821T」の記事における「販売差し止め申し立て」の解説

端末NTTドコモのらくらくホンシリーズの「FOMAらくらくホンIII」と酷似しているとして、ドコモおよび(「らくらくホンIII」の製造元である)富士通2008年3月17日ソフトバンクモバイルと(821T製造元である)東芝に対して模倣商品の販売などによる不正な競争防止する不正競争防止法に基づき本機種の製造販売などの差止め求めて東京地方裁判所仮処分命令申立行った具体的には、ディスプレイ側に付いた3つのショートカットキー十字型カーソルキー、及びその組み合わせらくらくホン酷似していることを挙げている。 しかし、ドコモ申し立てに対しては以下に挙げる問題点指摘されている。 店頭らくらくホン821T混同するなどの混乱があったわけではない特許権意匠権等の登録され権利に基づく申し立てではない。 ドコモ主張は、カーソルキーなどユーザインタフェース部分集中しているが、盛り上がった形状テンキーや、独自に取捨選択した機能など単純にらくらくホン真似たわけではない部分も多い。 ちなみに京セラ製造したau簡単ケータイW32Kは、ショートカットキー類似点はあるがカーソルキー円形になっている点がらくらくホンとは異なる。 富士通らくらくホン開発していた担当者東芝転職した後に製造されたことも申し立て一因とされている。 2009年4月15日、4社間で和解至ったことが明らかになったが、その内容については非公開である。 ちなみに東芝携帯電話事業は、和解した翌年2010年6月17日富士通携帯電話事業との統合発表された。2010年8月11日東芝社内カンパニーモバイルコミュニケーション社」の受け皿となる東芝完全子会社FTモバイル」が設立され10月1日FTモバイルモバイルコミュニケーション社の事業譲受するとともに富士通連結子会社富士通東芝合弁会社富士通東芝モバイルコミュニケーションズとなったその後2012年4月1日富士通東芝富士通完全子会社富士通モバイルコミュニケーションズ」となり東芝携帯電話事業から完全撤退同社富士通携帯電話事業引き継いだ富士通コネクテッドテクノロジーズ」に合併され消滅挙句の果てにはその「富士通コネクテッドテクノロジーズ」も2021年に「FCNT」に社名変更富士通携帯電話事業から完全撤退、現在に至る。この問題2010年事業統合一因となったのかは不明

※この「販売差し止め申し立て」の解説は、「SoftBank 821T」の解説の一部です。
「販売差し止め申し立て」を含む「SoftBank 821T」の記事については、「SoftBank 821T」の概要を参照ください。

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