財団法人国際学友会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:16 UTC 版)
「日本学生支援機構」の記事における「財団法人国際学友会」の解説
財団法人国際学友会(ざいだんほうじんこくさいがくゆうかい)の歴史は、1935年に始まる。国際学友会は上記の3団体と違い外務省の所轄であった。 1934年、矢田部保吉駐タイ特命全権公使(のちに国際学友会専務理事)が、タイ人留学生の増加に対応するため受け入れ態勢の整備の必要性を主張。日華学会が管轄していた中国人留学生を除く留学生に関する事業のため、1935年国際学友会が設立され、初期にはタイ人を始め、インド、フィリピン、アフガニスタン、オランダ領東インド、コロンビア、メキシコ等からの留学生が国際学友会館に入館した。 1942年以降国際学友会は東南アジアからの留学生を対象にした事業を中心に行っていた。1943年には内閣情報局と大東亜省に管轄が移るが、1945年、敗戦とともに再び外務省が所管となる。 1958年、国際学友会日本語学校を設立し、学校教育法に基づく各種学校となる。1979年、外務省から文部省に所管が移る。
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