議会ホール(Kongresshalle)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 16:30 UTC 版)
「ナチ党党大会会場」の記事における「議会ホール(Kongresshalle)」の解説
議会ホール(Kongresshalle)は、現存する中で最大の国家社会主義記念碑的建造物で、ランドマークとなっている。ニュルンベルクの建築家ルートヴィッヒ・ルフとフランツ・ルフにより設計された。自立型の屋根を備えたナチ党の会議場として機能することを目的としており、50,000議席を有する予定だった。位置はドゥツェントタイヒ池のほとりで、党大会会場の入口を示していた。建物は高さ39メートル(128フィート)(高さ70メートルが計画されていた)、直径250メートル(820フィート)に達する。建物の大部分は、表面に花崗岩パネルを貼った硬質煉瓦で構築されている。デザイン(特に外のファサードなど)は、ローマのコロシアムから着想を得ている。基礎石は1935年に敷設されたが、建物は未完成となり、屋根も設置されないままだった。「U」の輪郭の建物は、2つの本館を建てたのみで工事を終えた。 北翼には、2001年に設置された帝国党大会会場文書センター(ドイツ語版)が配置されている。南の建物は、ニュルンベルク交響楽団の本拠地であるSerenadenhof(ゼレナーデンホーフ、セレナーデの館)となっている。 議会ホールの航空写真(2009年) 議会ホール正面 議会ホール、拱廊を持つ廊下 議会ホール北翼にある帝国党大会会場文書センター 帝国党大会会場文書センター。「硝子と鋼鉄の矢」の形状で北翼を貫通している 議会ホール 議会ホール中庭(2008年)
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