講談音羽会関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 02:12 UTC 版)
藤代静(ふじしろ しずか) 新千葉ヶ崎で地回りをしているヤクザ「講談音羽会」の若頭。 見た目は二枚目の優男だが、目的のためには手段を選ばずカタギに対しても容赦しない冷酷な性格。ただし道を外れたことは決して許さず、また自身の境遇から女性には優しい一面も見せる。喧嘩の腕は国光と互角。 幼少期から母親と二人暮らしだったが、母親が自分と関係を持っていた政治家からゴミのように捨てられたことで、怒りのあまりその政治家を刺してしまう。それ以降壮絶な人生を歩むことになり、やがて父親の勧誘を受けて「講談音羽会」に入った。母親は現在精神を患い入院しており、静もよく見舞いに訪れる。父親のことは蛇蝎の如く嫌っていたが、国光との関わりを通して改善しつつある様子。 当初は五来田と繋がりのあるヤクザと手を組み、猿渡を利用して道路工事反対の署名を盗ませようとしたが失敗。国光とのタイマンを通じ、自分が散々嫌っていた政治家の目論みの片棒を担がされていたことを知り、国光らと和解。手を組んだヤクザとも「ケジメ」を付けて縁を切った。 桃枝とはその当時に知り合い、後に舞が誘拐された時はいち早く現場に駆けつけ救った。その縁で後に桃枝と結婚する。 講談音羽会会長 静の父。「藤代」は静の母の姓であるため、本名は不明。 さっぱりした性格の持ち主で、本部に単身乗り込んで来た国光の心意気を買う。過去にヤクザ同士の抗争が激しくなったために静の母と別れたが、「母を捨てた」と思い込んだ静からは憎まれている。
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