謀略・外交
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 14:36 UTC 版)
本作では謀略の重要性が高く、忍者衆の重要性が飛躍的に増した。これまでよりも外交手段も多様化した。これまでの作品では、『覇王伝』においては対等同盟、従属同盟どちらも結ぶことができたが、『天翔記』から『烈風伝』までは対等同盟のみ、『嵐世記』では従属同盟のみしか結べなかった。本作では久しぶりに両方が結べるようになった。しかも対等同盟だけでも「不戦協定」「軍事同盟」「包囲網」の3種類を結ぶことができる。それ以外にも自家を自慢する、寝返りを約束する、盟主の風評を流すなどこれまでの作品にないことが可能になった。また軍略フェイズ中に偽伝令を敵だけではなく味方にも送ることで主君の他城主への評価を落とすこともできる。 下剋上も条件が整えば可能だが、その際に悪評が立つことで他大名家との友好度や家臣の忠誠度が下がることがある。朝廷や幕府から大義名分をもらうことで悪評を抑えることができる。逆に、大名は『覇王伝』以来久々に処断が自分の家臣にも可能になった(シリーズの他作品では、ほとんどが敵の捕虜または捕虜と外交の使者のみ可能になっている)。たとえ謀反の意志が無くても、流言により大名に処断されることも多いため、城主や軍団長を選択した場合、大名との関係維持は重要である。処断される場合、城主・軍団長でプレイすると、大名に呼び出されて手討ちされる演出が入る(呼び出しを断れば、友好度は下がるが殺されることはない)。プレイヤー城主・軍団長が手討ちされると、謀反の意志の有無にかかわらず、後継城主は強制的に独立する。プレイヤーが大名ならば、切腹を申し付けることになる。 同じ勢力の城主同士で足を引っ張り合うことも、逆に他の城主に根回しすることで、主君を隠居させ無血のうちに大名家を乗っ取ることも可能である。
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