試合用具・技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 17:35 UTC 版)
フィールド(敷舞台) 広さは横8尋(ひろ)×縦5尋(1尋は約180cm)。部員たちが応援する場所を「物見座」と呼ぶ。 長物(ながもの) 掃除で塵芥を巻き上げ、演舞する際に使用する道具。使う人によって長さや太さはまちまちだが、身長の約1.2倍が理想的とされる。その速旋は素人が眼で追うことができないほどの速さ。塵芥を扱う先端部分は「差手」(さして)と呼び、その形状も演舞者によって様々。差手はアタッチメント方式になっている。 試合前には「監物(けんもつ)」と呼ばれる、得物の長さや重さをチェックする儀式がある。 塵芥(じんかい) 種子と呼ばれる本体と、浮挙(ウキアゲ)と呼ばれる3枚の羽根から成る。羽子板の羽根の原型。木製で1つの重さは約30g。 柄掃(つかばき) 箒によく似た道具。主に復元競技の脇付が使う。シングル・ペア競技では腰帯に装着し、長物との二刀流で使用することもできる。 宛布(あてぬの) 復元競技だけに用いられる。汚れを落としつつ塵芥処理するための布。敷舞台内の2つのテーブル(饗応台)の汚れを落とすのに使う。 寄袋(よせぶくろ) 腰に装着し、塵芥を回収する袋。 統声(とうせい) 復元競技で司令塔が指示を出す時に使う専用の則声。これ以外の言葉で指示を出すとを乱声(らんじょう)と言い、減点対象となる。
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