評価・公開後の顛末
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 02:06 UTC 版)
「きかんしゃトーマス 魔法の線路」の記事における「評価・公開後の顛末」の解説
2021年7月現在、Rotten Tomatoesでの評価は評論家スコア21%、観客スコア42%となっている。 本作の舞台シャイニングタイムステーションや妖精の車掌ミスター・コンダクターといった設定・世界観は、先述の米国の番組『シャイニング・タイム・ステーション』から流用したものだった為、同番組の放映実績がなかった英国では視聴者がその設定を受け入れることが難しく、また、俳優が出演するロケシーンと模型のシーンとの繋がりの違和感や難解なストーリーなどに批判が上がり、その結果イギリス・アメリカでは興行的失敗となり、本作の監督・脚本・プロデューサーの三役を務めたブリットは失敗の責任を負う形でブリット・オールクロフト社社長を辞任した。 ブリットは社長を辞任後、社名をガレイン社に改め、先々の資金繰りを考慮しての身売りが画策された。何社かが候補に上がったが、最終的に2002年にアメリカ・イギリスの多国籍総合エンターテイメント会社のヒット・エンターテインメント社に買収され、その傘下になった。ブリットはクリエイティブコンサルタントとしてヒット社に残留するが、テレビシリーズ第6シリーズ製作終了後の2003年に退職した。 英米版で各キャラクターに声優を割り当てる試みも、以降のテレビシリーズでは受け継がれず、2009年のフルCGアニメーション化まではナレーターの一人語り方式が続いた。
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