評価値と勝率の関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:22 UTC 版)
「コンピュータ将棋」の記事における「評価値と勝率の関係」の解説
コンピュータは局面の形勢を評価値で数値化して表す。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}評価値0点は互角を表し、プラスの場合絶対値が大きいほど有利、マイナスの場合絶対値が大きいほど不利である。多くのソフトでは、絶対値が200点以内が互角、数百点の場合が有利(不利)、500~1000点前後の場合が優勢(劣勢)、数千点以上の場合が勝勢(敗勢)となる。即詰みや必至などの理由で事実上勝敗が決している場合は、絶対値は「∞点」か、表現できる最大値(ソフトによって異なる。例えば「9999点」など。このほかソフトによっては、「-1点」が千日手が最善と判断したことを示す場合もある。[要検証 – ノート] Ponanzaの場合、300点くらいで勝率6割、800点で勝率8割くらいとしている。商用版のやねうら王に収録されているQhapaqの場合、評価値500点は勝率7割強を意味するのに対し、評価値-500点の勝率は2割未満である。水匠の開発者の杉村達也はコンピュータ同士の対戦の場合、「評価値÷30+50=勝率」という関係が成り立つとしている。
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