設置の趣旨・目的
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 14:28 UTC 版)
「同志社大学政策学部」の記事における「設置の趣旨・目的」の解説
現代社会は複雑・多様になるとともにグローバル化が急速に進展しているため、そこで発生する問題にも旧来のアプローチでは解決困難なものが多くなってきている。このような時代に、政府部門、民間部門を問わず必要とされているのは、状況を的確に把握しそこにある問題を見つけ出す力、即ち高い問題発見能力。これが備わっていないと、課題を与えられなければ何も行動できないことになり、問題解決に対して常に受動的にしか関わることができなくなる。 問題解決のために採用される人々の知識・情報と活動の体系を「政策」と考え、問題発見からその解決に至るプロセスを政策過程として捉える。つまり、国や自治体はもちろん、企業やNPOなども問題解決のために「政策」を作り、実行していると考えることができる。この「政策」をキーワードに、これに関連する知識、理論、手法の基礎を体系的に学び、実践的なトレーニングを行う。 そこで第一に、基本となる社会、政治、経済における諸現象を客観的かつ合理的に把握し整理できる概念や理論を身につけられること、第二に、社会において生み出される様々な問題解決策の企画、実施の際に必要となる知識や技術の基本を身につけることを目指している。これらの知識や手法を身につけ、問題発見能力と問題解決能力を養成することが大きな目的となる。
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