記録された殺人
記録された殺人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/21 02:30 UTC 版)
アドルフ・ヒトラーは、自身の暗殺計画を企てた軍事関係者らの絞首刑を撮影させている(7月20日事件#粛清)。絞首には縄ではなく、苦痛が長時間続くピアノ線を用いた。撮影理由は個人的な愉しみのためだというが、鑑賞を拒否したと証言する元側近もおり、終戦までにフィルムの破棄を命じたという。 ドイツの殺人犯アルミン・マイヴェスのように、さまざまな殺人者は殺人の様子をビデオに収めているが、「娯楽用途に流通させる目的」には当てはまらないため厳密な意味でのスナッフフィルムに当たらない。 また、ISISなどの過激派組織は、敵対する国家、組織の人物を誘拐し殺害する様子をビデオで撮影しているが、これも上述する通り「娯楽用途に流通させる目的」には当てはまらないため厳密な意味でのスナッフフィルムではない。 興業目的で動物を殺害する映像を収めた「アニマル・スナッフ」は少なからず実在している。世界最初のアニマル・スナッフは、宣伝映画を作るために撮影させた、象(トプシー)を一瞬で感電死させる映像とされている。
※この「記録された殺人」の解説は、「スナッフフィルム」の解説の一部です。
「記録された殺人」を含む「スナッフフィルム」の記事については、「スナッフフィルム」の概要を参照ください。
- 記録された殺人のページへのリンク