計46案からザハ案が選ばれる
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「国立競技場の建て替え」の記事における「計46案からザハ案が選ばれる」の解説
詳細は「国立競技場のデザインコンペ (2012年)」を参照 2012年(平成24年)7月13日、JSCと有識者会議は、「新国立競技場基本構想国際デザインコンクール」の実施を決定した。スポーツ施設が集積する神宮外苑の狭い立地ながら、「2019年9月のラグビーW杯(2009年(平成21年)7月28日に開催地決定)の会場使用に間に合うこと」「8万人規模」「開閉式の屋根(夏季五輪のメイン会場では初)」「延床面積約290,000m2」などの細かい指定 が募集要項(11, 14-17頁)に記載され、「総工事費は、約1,300億円程度を見込んでいる」(21頁)とも記された。同年7月21日の新聞見開き全面広告 では、「完成は2018年度」と記載された。 同年7月20日から9月25日までの募集期間の応募総数は計46件(海外34・国内12)あり、技術調査・予備審査・一次審査で11件(海外7・国内4)に絞られ、同年11月7日の最終審査では「未来を示すデザイン」「スポーツ・イベントの際の実現性」「技術的チャレンジ」「実現性」の4項目(議事録10頁)で判断された。なお、審査委員長の安藤忠雄は後に、このデザインコンクールが「アイデアのコンペ」だったとの認識を示した)。 2012年(平成24年)11月15日、有識者会議(第3回)での承認後、審査結果が発表され、17番:イギリスのザハ・ハディドの作品が最優秀賞に決定した。最後まで競った他の2作品は、それぞれ優秀賞(2番:オーストラリアのAlastair Richardson、Cox Architectur)と入選(34番:日本の妹島和世、SANAA事務所+日建設計)となった。
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