観音寺登山路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 16:15 UTC 版)
観音寺(クァヌムサ、관음사)登山路は、北から東稜頂上へ向かうコース。このルートは、日本植民地時代の登山路であった。登山者は、城板岳登山路と比べると比較的少ない。傾斜がきつく、急な石段や木製階段が続く箇所が多いが、トレイルは良く整備されていて歩きやすい。距離8.7km、登りコースタイム5時間。途中で耽羅渓谷を渡った後、見通しのきかない尾根をひたすら登るところが辛い。尾根を登り切った標高約1,500m地点に三角峰避難小屋が建つ。そこからは、北壁の勇壮な景色を眺めながらの登りとなり、静かでダイナミックな登山を楽しめる。登山口までのバスは第二・第三土曜日と日曜日にのみ明道岩から東門、市庁などを経由する済州市内バス1号路線が経由して運行される。市内中心部から17kmほどなのでタクシー利用もしやすく、下山客待ちのタクシーも常駐している(ただし、メーターは使わない。値段を交渉の必要があり、済州市内まで1万5千ウォン程度)。また、1117道路を50分間ほど歩けば、城板岳コースと同じ5.16中文高速化線のバス(済州医療院または山川壇バス停)も利用できる。登山口にキャンプ場、コンビニあり。
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