見沼代用水
| 疏水の概要 | |||||||||||||||
■疏水の所在 利根大堰から取水し、埼玉県行田市他9市7町約1万haに農業用水を供給し東京都境で毛長川に落水しています。 ■所在地域の概要 埼玉県東部に位置する本地域は、利根川東遷を契機として新田開発され、江戸時代から穀倉地帯として発展し、首都圏に豊かな食料を供給してきた水田地帯です。 首都圏80km圏内に在って、さいたま市をはじめとする都市化の進展、米政策の転換等によりかんがい面積の減が生じている反面、地域用水として行政、住民の期待と、高度な施設の維持管理要望が強い地域です。 ■疏水の概要・特徴 見沼代用水は、本支線を含め幹線水路の延長は85km、最大取水量37.5m3/sという大規模な用水路です。 利根川の水を利用し、埼玉県東南部から東京都に至る水田を開発するため、井澤弥惣兵衛為永により今から約280年前、水面積1200haの巨大な見沼溜井の代わりに開削されました。 取水樋管、伏越し、掛渡井、閘門式運河等の建設には、紀州流の農業土木技術を駆使しており、先人達の弛まぬ努力によって維持管理され、現在に至っています。 | ||||||||||||||||
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