見所と建造物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/07 10:04 UTC 版)
「メッティンゲン (ノルトライン=ヴェストファーレン州)」の記事における「見所と建造物」の解説
メッティンゲンの象徴的建造物は、カトリックのメッティンゲン聖アガータ教区の聖アガータ教会である。このネオゴシック様式の、袖廊を持つ三廊式バシリカは、その高さ 75 m の塔を周辺の至る所から見ることができる。聖アガータに捧げられたこの教区教会は、1891年から1894年にヴィルヘルム・リンクラーケによって建設された。 メッティンゲン福音主義教会はメッティンゲンで最も古い建物で、この場所に建つ3代目の教会である。長堂は三角形のクワイヤを持つ後期ゴシック様式のザールキルヒェ(ドイツ語版、英語版)で、1450年から1500年までの間のいずれかの時期に建設された。教会塔(ドイツ語版、英語版)の下部は、おそらく、初代教会のもので、12世紀の建造である。元々はカトリックの教会として用いられていたが、1602年から、そして最終的には1674年からは、福音主義教会組織の礼拝施設として用いられている。 メッティンゲンのシュリッケルデ地区にある聖マリア被昇天教会もカトリックのメッティンゲン聖アガータ教区に属す。この教会は1950年から1954年に建設され、2000年から2002年に大規模な修復が行われた。教会内には300席が用意されている。守護聖人はイエスの母マリアである。 メッティンゲンのマルクト広場、聖アガータ教区教会の北入口前に保護文化財に指定されたミヒャエルの泉がある。大天使ミカエルの立像をもつ1902年に完成したこの泉は、メッティンゲンの歴史上重要な2つの年号を記念しており、1864年(第二次シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争)と1870年/71年(普仏戦争)のドイツ統一#ドイツ統一戦争で亡くなったメッティンゲン住民の名前を記した戦争記念碑でもある。 テルゼマイヤー邸の前に、坑夫、テュエッテ(行商人)、子供を連れた農婦の群像がある。エムスデッテンの芸術家アンネ・ダウベンスペック=フォッケによって1988年に制作されたこの等身大のブロンズ像は、この町の歴史に後代まで残る影響を及ぼした3つの職業を象徴している。 メッティンゲン福音主義教会 シュリッケルデ地区の聖マリア被昇天教会 ミヒャエルの泉
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