覇王の家とは? わかりやすく解説

覇王の家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/30 06:47 UTC 版)

覇王の家』(はおうのいえ)は、司馬遼太郎歴史小説徳川家康の幼少期から天下を取るまでを描く。1970年1月から翌年9月にかけ「小説新潮」に連載された。なお司馬は、同時期に「週刊新潮」で、大坂の陣を扱った『城塞』を連載していた。

作品内容

徳川家康を主人公とし、今川家で過ごした幼少期や、信長の婿となった長男信康とその母で自分の正室の築山殿を信長の命により殺させたこと、そして豊臣秀吉と戦った小牧・長久手の戦いまでを中心に描いている。『関ヶ原』や『城塞』といった司馬作品で描かれた関ヶ原の戦い大坂の陣などは触れられておらず、これらを飛ばして大坂の陣の後の、家康が没するまでの約1年間が終章となる。天下人を目指す以前、および天下を確実なものとした後の、小心で極めて慎重だが悪意を持たない人物として徳川家康が描かれている。

刊行書誌





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「覇王の家」の関連用語

覇王の家のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



覇王の家のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの覇王の家 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS