西山火口散策路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:48 UTC 版)
2000年噴火後、西山火口付近に設定された散策路。枕木を敷き詰めており、子供から年配の来訪客まで容易にアクセスできる。枕木は鉄道レールの下に敷かれていた枕木を再利用している。駐車場からは隆起により水没した道路(旧国道230号)が見える。旧道に沿って南下すると地殻変動によって隆起し階段状に破壊された道路が現れる。その先に第一展望台・第二展望台があり、西山火口群(火口A,B,C)がある。噴火から年月が経過しており一部の火口には水が溜まっているが、火口の辺縁からは水蒸気が立ち上る。噴火によって破壊された菓子工場遺構、旧とうやこ幼稚園も保存されている。散策道は南側にも抜けており南北双方向からアクセスできる。以前は駐車料金300円を徴収していたが、2005年(平成17年)からみやげ物店の利用を呼びかける形で無料となっている。 2003年に手づくり郷土賞(地域整備部門)受賞。
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