袂＊

デジタル大辞泉

た‐もと【^×袂】

読み方：たもと

《「手(た)本(もと)」の意から》

１ 和服の袖付けから下の、袋のように垂れた部分。

２ そば。きわ。「橋の—」

３ ふもと。すそ。「山の—」

４ 肩からひじまでの部分。

「娘子(をとめ)らが娘子さびすと韓玉(からたま)を—に巻(ま)かし」〈万・八〇四〉

べい【^×袂】

読み方：べい

［音］ベイ（漢）　［訓］たもと

衣服のそで。たもと。「袂別／分袂・連袂」

隠語大辞典

袂

読み方：たもと

1. 住宅ニ沿ヒタル土塀又ハ側壁。〔第五類　一般建物〕
2. 土塀。側壁。或は袂探りの掏摸をいふ。
3. 土塀。側壁。或いは袂探りのスリをいう。

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袂（たもと）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/19 14:34 UTC 版)

「長着」の記事における「袂（たもと）」の解説

袖の下部の垂れ下がった袋のようになった部分。

袂（たもと）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/09 01:49 UTC 版)

「夏のおわりのト短調」の記事における「袂（たもと）」の解説

高校3年生。視点人物。叔母の蔦子の一家に憧れ、一緒に生活することでクラスメートからも羨ましがられていた。自分でも分からぬもやもやに包まれてもいたため、新生活に期待していたが、朝6時起床、７時の朝食を夕食よりもたくさん食べさせられたのに閉口し、前日におみやげとして持ってきて好評だったクッキーの余りが投げ捨てられているのに不審に感じる。強引に叔母の友人の主催する勉強会に参加させられ、夜中に叔父やいとこの力が外出する現場を見かける。そして、理想的家族を演じている叔母一家の実態を知り、幻滅し、勉強会への参加を断る。力が自分の名前を使って、交際相手との距離を置こうとしたことにも腹をたてる。その一方で、力がなぜ昼間は無理をして優等生を演じなければならないのか、疑問に感じる。熱で倒れた力に、彼に取り憑いた天使が離れるようにと催眠療法を試みる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

袂

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 06:02 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : マイ
  • 漢音 : ベイ
  • 慣用音 : ヘイ
• 訓読み

  たまと、たもと

漢字辞典

袂

袂	画数：9 音読み：ベイ、 ケツ 訓読み：たもと、 たまと ピンイン：mei4 ハングル：몌 対応する英語：sleeve, foot (of hill), edge

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「 袂」の例文・使い方・用例・文例

• 袂に入れる
• 袂を反す
• 袂を別つ
• 西と東に袂を別った
• 惜しき袂を別った
• 袂を振り放した
• 袂をつらねて辞職する
• 橋の袂
• あの橋の袂に交番がある
• 山の袂
• 袂にザクザクと銭を入れている
• 袂の涙
• 惜しき袂を別つ
• 将来再会の日もあろうと惜しき袂を別った
• 男が女の袂へそっと手紙を入れた
• 親組織から袂を分かった派閥や分派
• 袂落としという小物袋
• 袂の底にたまるごみ
• 袂袖という,女性用着物の長袖
• 袖が筒型をして袂のない着物