表面効果とは? わかりやすく解説

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ひょうめん‐こうか〔ヘウメンカウクワ〕【表面効果】

読み方:ひょうめんこうか

地面効果水面効果総称


【表面効果】(ひょうめんこうか)

Surface effect
航空機などの飛翔体地表水面上に近づくと、ダウンウォッシュ圧縮され揚力増大する現象
地面効果(Ground effect)とも呼ばれる
対地高度主翼スパン半分下になる顕著になるとされる

固定翼機では離着陸時の速度が低いため、その際揚力は表面効果の助けによるところが大きい。
ただし艦上機場合は、着艦寸前飛行甲板から突然表面効果を受けるため、機体不安定になるというデメリットがある。
対策として、フレア取らず飛行甲板叩きつけるように着艦する。
また、ヘリコプターでは、艦上限らず複雑な地形の上を飛ぶことが多く、表面効果の有無による揚力変化影響を受けやすいので注意が必要である。

この表面効果を常時利用するものとして、表面効果翼機エアクッション艇などが存在する


表面効果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/28 09:45 UTC 版)

表面効果(ひょうめんこうか)




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