行き止まり形線区の終点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 18:09 UTC 版)
これは上の「線区の終点」の中でも、行き止まりとなっている線区の末端で、物理的に線路が他のいずれの路線にも接続していない駅をさす。列車はこの駅に到着後、反対方向へ発車する。当然、そこから先は常時出発停止となる為、出発信号機は存在せず、プラットホーム手前の場内信号機は注意(Y)か警戒(YY)・停止(R)の2灯表示しかないところが多い。ただし、その先に機回し線や引き上げ線がある駅はその方向に入換信号機がある。 東日本旅客鉄道(JR東日本)では、青森駅から三厩駅まで「快速終着駅号」が運行されている。 以下に挙げる駅はJR旅客会社における行き止まり形線区の終点である(2021年2月1日現在)。なお伊東駅・和倉温泉駅・鹿島サッカースタジアム駅・羽沢横浜国大駅等のように、私鉄など他の鉄道事業者の線路がつながっている終着駅、銚子駅のように、構内で他の鉄道路線(路面電車・地下鉄を除く)に直接乗り換えが可能(乗換駅)であり、そこから他の鉄道路線で先に行ける終着駅、ならびに東日本大震災等の災害により一時的に終着駅となっている駅は除いてある。また、新幹線に限った場合は新函館北斗駅・新潟駅・金沢駅・鹿児島中央駅も該当するが、いずれも在来線などへは乗り換え可能となっている。
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