蜀郡属国とは? わかりやすく解説

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蜀郡属国Shu jun


漢嘉郡

(蜀郡属国 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/11 02:36 UTC 版)

漢嘉郡(かんか-ぐん)は、中国にかつて存在した三国時代から晋代にかけて、現在の四川省雅安市一帯に設置された。

概要

後漢のときの蜀郡属国を前身とする。122年延光元年)、属国都尉が置かれた。後漢の蜀郡属国は益州に属し、漢嘉厳道旄牛の4県を管轄した[1]

221年章武元年)、三国の蜀漢が蜀郡属国を漢嘉郡と改めた。

西晋のとき、漢嘉郡は漢嘉・徙陽・厳道・旄牛の4県を管轄した。

永嘉年間、成漢李雄によって、漢嘉郡は沈黎郡漢原郡に分割され[2]、漢嘉郡の呼称は姿を消した。

脚注

  1. ^ 後漢書』郡国志五
  2. ^ 晋書』地理志上


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