蓬左文庫本所蔵の源氏物語の写本とは? わかりやすく解説

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蓬左文庫本所蔵の源氏物語の写本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/10 09:16 UTC 版)

蓬左文庫本源氏物語」の記事における「蓬左文庫本所蔵の源氏物語の写本」の解説

現在蓬左文庫所蔵されている源氏物語の写本としては以下のようなものがある。 河内本本文を持つ代表的な写本とされる尾州家本源氏物語呼ばれている写本 詳細は「尾州家本源氏物語」を参照松風」・「竹河」・「総角」・「浮舟」の4帖からなる零本いずれも鎌倉時代書写と見られる写本ではあるものの、伝承筆者藤原為家竹河浮舟)・源頼政総角)・越部局(松風)と異なっており、また本文系統総角青表紙本浮舟河内本竹河及び松風別本異なっており、元から一組写本であったかどうか定かではない。但し江戸時代ころにはこの4帖はそろって京都公家である烏丸家のもとにあり、さらにはこのころには現在国歴史民俗博物館所蔵となっている中山本とも一組のものであったと見られるが、中山本同様に明治30年代烏丸家から流出し、このときにはこの4帖は平戸松浦家のものになり、その後大正末年ころに尾張徳川家のものになり蓬左文庫入ったのであるという。源氏物語別本集成に「蓬左文庫本」として収録されている「松風」・「総角」・「浮舟」巻及び河内本源氏物語校異集成に「蓬左文庫本」として収録されている「竹河」巻はこの写本のことである。 天正8年奥書を持つ紹巴とされる34帖が現存する写本天文2年奥書を持つ青表紙本系統の本文を持つ54帖の揃い本。以下で詳述

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