葛西に関する史跡・文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 08:04 UTC 版)
葛西神社 :創建は平安時代末期元暦2年(1185年)。上葛西、下葛西合わせた三十三郷の総鎮守として葛西清重により 香取神宮の分霊を祀ったのが始まり。現在の東京都葛飾区東金町に存在。 葛西囃子 :江戸中期に始められたといわれる祭り囃子。 現在の祭囃子の祖とされる。享保初年(1716年)葛西金町村の鎮守香取明神(現葛西神社)の神主能勢環が始めたものとされる。 葛西念仏 :江戸中期に江戸の葛西地方に流行した念仏踊で,近世初頭に常陸の泡斎(ほうさい)坊が唱導した〈泡斎念仏〉という乱舞形式の念仏踊の流れをくむ。泡斎(ほうさい)念仏。鉦(かね)と太鼓を三点ずつ一緒に打つ。農家・仏寺・土手などの寂しい場面や、立ち回り、殺し場に用いる。 葛西踊り :念仏踊りの一。江戸時代、武蔵国葛西の農民が鉦(かね)・太鼓・笛の囃子(はやし)で、江戸の大路を踊り回ったもの。葛西念仏。 葛西舟 :葛西の農産物を江戸へ運んだり、肥料用に江戸の糞尿(ふんにょう)を葛西へ運んだりするのに用いた舟。 葛西城 :桓武平氏の流れをくむ葛西氏が鎌倉期に城館として築いたとされる城。現在の東京都葛飾区青戸に存在し、現在葛西城址公園となってる。 葛西用水 :江戸時代初頭の1660年(万治3年)に江戸幕府が天領開発の一環として、関東郡代の伊奈忠克に開発させた灌漑用水路。
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