菊野商店街関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 23:20 UTC 版)
戸島修作(とじま しゅうさく) 食品加工業「トジマ屋フーズ」社長。祐太郎の同級生。悪いことの大半は一緒に覚えたという悪友で、今でも下の名前で呼び合う。町外れにある工場に多種多様な冷凍設備を有しており、3月頃には液体窒素を扱っていた従業員が窒息死しかけるという事故があった。 新倉直紀(にいくら なおき) 代々医者という家系に育つが学生時代にバンド活動にのめりこみ、2人の兄から経済的援助を得ながら音楽家として活動している。自らに才能が無いことを思い知り、40歳を過ぎたあたりから才能のある若い人材を見つけて育成することに尽力していた。地元の高校の文化祭で佐織の歌の才能を目の当たりにし、何としても開花させようと努力していた。 新倉留美(にいくら るみ) 直紀の妻。中学校の同級生とバンド活動をしていたが、相方の大学受験のため中止。シンセサイザー奏者だった直紀に見出されて新しいバンドのボーカルとしてメジャーデビューし、10年間活動した。30歳になる直前、表舞台からの引退を決意した直紀から求婚され、若い才能を育てようとする直紀を陰で支え続けていた。 高垣智也(たかがき ともや) 菊野在住で、4つ離れた駅の近くにある印刷会社に勤務している。佐織の恋人だったが、夏美以外にはそのことを佐織が失踪するまで隠していた。佐織より5歳年上。 高垣里枝(たかがき りえ) 智也の母。看護師。 田中 智也がパレード見物に連れてきた職場の後輩男性。 佐藤 智也がパレード見物に連れてきた、職場の後輩にあたる新人女性。 塚本 智也の職場の課長。 宮沢麻耶(みやざわ まや) 市内でも有数の大型書店「宮沢書店」の跡継ぎ娘。30代後半だが、町内会の理事や毎年10月に行われるキクノ・ストーリー・パレードの実行委員長を務めている。パレードでは「チーム菊野」を率いて、前年には「かぐや姫」本作の年には「宝島」の演し物で参加した。 森元 北菊野町の町内会役員で、自動車修理工場を経営。蓮沼殺害現場近くで発見されたヘリウムボンベに指紋が残っていた。ボンベはパレード当日に配っていた風船に使っていたもので、発見されたのはその現場から盗まれたものだった。
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