菊山嘉男とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 菊山嘉男の意味・解説 

菊山嘉男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 09:58 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
菊山嘉男

菊山 嘉男(きくやま よしお、1889年明治22年)3月5日[1] - 1977年昭和52年)2月23日[2])は、日本の内務警察官僚。官選県知事

経歴

三重県出身。菊山末造の長男として生まれる[1]第七高等学校造士館を卒業。1913年東京帝国大学法科大学政治学科を卒業。同年11月、文官高等試験行政科試験に合格。内務省に入省し千葉県属となる[1][3]

以後、大分県警察部長、朝鮮総督府事務官、同専売局[4]などを歴任[1]

1933年8月、山口県知事に就任。県会と協調して県政を行う。農山漁村経済更生計画を推進した[1]1936年6月、宮城県知事に転任。1939年4月、知事を退任[5]。同年に退官した[3]1939年京都市助役1942年、繊維製品統制協議会理事長に就任[5]

戦後、中央行政監察委員会事務局長、地方財政委員などを歴任。1957年公明選挙連盟理事となった[5]

著作

  • 『伊達政宗の南蛮遣使と使節支倉六右衛門』藩祖伊達政宗公顕彰会、1938年。

脚注

  1. ^ a b c d e 『新編日本の歴代知事』860頁。
  2. ^ 『朝日新聞』(東京本社発行)1977年2月24日朝刊、23面の訃報より。
  3. ^ a b 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』205頁。
  4. ^ 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』132頁。
  5. ^ a b c 『新編日本の歴代知事』151頁。

参考文献

  • 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「菊山嘉男」の関連用語

菊山嘉男のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



菊山嘉男のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの菊山嘉男 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS