艦隊出撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/31 08:27 UTC 版)
6月4日、戦艦グナイゼナウ(旗艦)、シャルンホルスト、駆逐艦ハンス・ロディ、ヘルマン・シェーマン、エーリヒ・シュタインプリンク、カール・ガルスターがキールを出撃した。さらに途中で重巡洋艦アドミラル・ヒッパーが合流した。艦隊は7日にハーシュタ沖に到達した。夕方、マルシャルは艦隊内の上級士官を集め会議を開いた。西航する複数の敵部隊が確認されていたことから、会議中イギリス軍が撤退中ではないかという意見が出された。さらに、夜になってようやくハーシュタの状況についての電文がマルシャルの元に届いた。それによれば、ハーシュタには敵艦は1隻しかいなかったということであった。これらのことから、敵は撤退中であるとの考えを強めたマルシャルは、ハーシュタ攻撃を取りやめ敵船団の攻撃に向かうことを決めた。実際、この時連合国は撤退中であった。
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