艦隊の終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 03:46 UTC 版)
600隻艦隊の構築から2年後の1991年、この構想の切っ掛けとなったソビエト連邦が崩壊し冷戦は終結した。これによって、大規模正規戦を想定したこの構想は過去の遺物となってしまった。 この冷戦の終結により、国防予算の徹底的な削減が行われることとなる。その運用に多くの維持費や運用費、乗員を必要とする空母や戦艦は真っ先に予備役・退役の対象となり、アイオワ級戦艦の4隻すべてが湾岸戦争後に退役した。また、「ミッドウェイ」などの老朽化した空母も退役の対象となり、順次退いて行った。
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