船員について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/06 20:07 UTC 版)
海翔丸に乗船する船員は、2011年現在28名であり、総員が国家公務員であり、船員としての資格をも有している。国家公務員法に基づく規定のほかに船員法に基づく労働権を有する。勤務は原則として、月曜日の朝母港を出港後、24時間体制で浚渫と土捨てを繰り返し、金曜日の夕方帰港する。その間船員たちは船内に泊まり込み、ワッチと呼ばれる3つのグループに分かれ、それぞれ4時間ずつ1日に2回勤務する。船内には個室のほか、会議室・食堂・厨房・休憩室・浴室があり、3人の船舶調理師と呼ばれる調理師が常駐し1日に3度の食事が用意される。調理師は調理のほか、食材の調達・管理・船内全体の衛生管理も担当している。本船へは毎日定期便として小型船舶が郵便や新聞を届けており、急用や急病で下船する船員や、休暇から戻ってくる船員の送迎も行っている。
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