航空防衛機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:27 UTC 版)
先に挙げた製品の信頼性を上げる、品質保証などした製品では、ボーイングの航空機にも搭載されている。そのほかに、アセンブリ、コンポーネントとしての製品も数多く手がける。一例を挙げると、モータ、モータドライバ、電動アクチュエータ(モーターの回転を利用し直線、回転駆動する装置)、レバー等操縦制御装置から、一品ものの特殊機器まで、多種多様なものをほぼオーダーメードで製造する。 また防衛省(自衛隊)の次期哨戒機(P-X)、次期輸送機(C-X)、新戦車(10式戦車)計画等でも一部を担当している。 そのほかにも、空間安定機能(航空機や船舶、海に近い海岸や風の強い山など、揺れたり、方向が絶えず動く場所でも、振動や方向転換などを吸収し、一定の方向を見続ける、方向転換などする。カメラを乗せればジャイロカメラ、アンテナを乗せれば直線性の強い周波数をつかった高精度の中継装置となる)雲台をアトラスと名付け販売し、直接納入またはOEM含め、船舶向け等、非常に過酷な環境でつかわれるものについてはほぼ100%のシェアを誇る。航空機向けでも、ソフトウエアメーカと共同で航空機による映像測量システムなども手がける。
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