航空機の運行に関わるトラブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 20:19 UTC 版)
「スカイマーク」の記事における「航空機の運行に関わるトラブル」の解説
右エンジンブローおよび小破 2005年12月1日、スカイマーク306便(ボーイング767-300型機)は鹿児島空港を離陸直後に右エンジンから火災が発生、同機は同空港に引き返して緊急着陸した。乗員及び乗客に死傷者はなかった。滑走路端周辺の草地にエンジンブレードが飛散し、草地の一部に延焼した。タービンブレードが破断し振動が発生、振動により燃料供給管が破損し燃料漏れが起きて火災に至ったとみられる。エンジンケースとコアカウルに焼損が見られた。ブレード破断の根本的原因は不明。 2012年2月から5月にかけて安全上の支障を及ぼす事態が連続して発生したことから、国土交通省は5月14日から16日までスカイマークに対する立入検査を行ない、同年5月22日付けで厳重注意、改善計画の提出を指示した。安全上の支障を及ぼす事態とは、2月25日に発生した、宮古空港進入時における最低降下高度以下の飛行 2月26日に発生した、成田国際空港出発時における経路からの逸脱 3月27日に発生した、成田国際空港到着時における経路からの逸脱 4月22日に発生した、百里飛行場(茨城空港)における滑走路誤進入 5月9日に発生した、成田空港出発時の主翼防氷装置の誤操作 4月30日から5月1日の間で発生した、運航乗務員の乗務時間及び勤務時間の制限超過 の6件である。
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