自転車によるエンデューロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 21:48 UTC 版)
「エンデューロレース」の記事における「自転車によるエンデューロ」の解説
自転車競技においても、エンデューロレース(エンデューロ)と呼称されるものがあり人気がある。ツインリンクもてぎや鈴鹿サーキット、あるいは公園内のコーナーが多いサーキット形状のコースなどを使用して周回を行い、2時間、3時間、10時間などと走り続ける形式が一般的である。その他のレースとして、茨城県かすみがうら市で開催している「かすみがうらエンデューロ」のように、一般公道を完全閉鎖して、5時間(2時間)の耐久レースとして決められたコースを団体のチームや個人が周回するレースもある。また、一般的には周回数が多い順に表彰する「競争」レースであることが多く、そのため、スタート直後からさながらロードレースのように集団を形成したり、アタック(集団から抜け出して独走で逃げを打つ)を掛けたりなど対人戦をすることも珍しくなく、事実上の耐久レース(エンデュランスレース)であることも多い。 また、マウンテンバイクにおけるエンデューロレース(エンデューロ)はダウンヒルと類似し、数本の下りコースを走行して合計タイムの短さで順位を決定する。ただし、ゴンドラなど他の手段を利用してスタート地点に向かうダウンヒルと異なり、エンデューロレースではスタート地点まで各自自走する必要がある。この自走に遅れるとペナルティーが課される。そのため、エンデューロ向けの機体は高いダウンヒル性能に加え、自力での登坂に耐えるある程度の走行性能、軽量性などが求められる。詳細はマウンテンバイクレースを参照。
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