自動車メーカー時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 03:08 UTC 版)
「オールズモビル (自動車)」の記事における「自動車メーカー時代」の解説
ランサム・E・オールズは、オールズ・モーター・ビークル・カンパニー (Olds Motor Vehicle Company, Inc., ) を1897年ミシガン州ランシングに創立、四輪自動車の生産を開始。この年すでに4人乗りを作っていた。 1899年にサミュエル・スミスにより会社が買収され、オールズ・ガソリン・エンジン・ワークス(Olds Gasoline Engine Works)と合併し、オールズ・モーター・ワークス(Olds Motor Works)となる。会社はデトロイトに移り、スミスが社長となり、オールズは副社長兼事業部長となる。ここにアメリカ初の自動車専用工場がデトロイトに誕生する。 1901年に、ダッシュボードが美しいカーブを描いているカーブドダッシュオールズモビルの生産を始める。同年、アセンブリーライン利用による初の大量生産を始める(2番目はランブラー、3番目はフォードが初期のA型で行った。フォードはのちにベルトコンベアを使用してこの行程の効率をあげT型を生産した)。 スミスとたびたび意見が違っていたオールズは1904年に社を離れ、ミシガン州ランシングにREオールズ・モーター・カー・カンパニー(R.E. Olds Motor Car Company)を設立するが、オールズ・モーター・ワークスの訴追を恐れ、社名をREOモーター・カンパニーへ変更した。オールズはここで社長となり、自動車の開発生産をつづけた。
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