聖書における「聖徒」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/21 13:49 UTC 版)
プロテスタント以外でも使われる日本聖書協会の口語訳聖書、正教会が使用する日本正教会訳聖書、かつてカトリック教会の使われていたバルバロ訳聖書においても、「聖徒」の訳語自体は使われている(たとえば『ローマの信徒への手紙』8章27節)。聖人崇敬を行う教派においては"ἅγιος (ἅγιοι)" につき、「信徒」「聖人」両方の語義があるが、新約聖書における語については、信徒を指すものとして解釈している。 旧約聖書ではヘブライ語の申命記33章3節、詩編16章3節および34章9節、ダニエル書8章24節、アラム語のダニエル7章18-29節である。 使徒行伝9章13、32、41節および26章10節、ローマ1章7節、第一コリント1章2節、第二コリント1章1節、エフェソ1章1節は、クリスチャンを聖徒と呼んでいる箇所として認められている。ただし、マタイによる福音書27章52節は旧約時代の聖徒である。
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