聖書とラブサリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 16:33 UTC 版)
この言葉はヘブライ語聖書(旧約聖書)にも登場し(ヘブライ語רַבמָג; רַב־סָרִיס、rab-sārîs)、これらの大帝国に仕える高官の名前または肩書として、翻訳せずにそのまま書かれているように見える。 ラブサリス(RabsarisまたはRabasaris)は、ユダ王国のヒゼキヤ王に降伏を勧告する際に、アッシリア王セナケリブがラキシュからエルサレムに派遣した3人の高官の一人 。 ラブサリスのネブシャズバン(Rabe-sáris Nabusazbã)は、バビロン王ネブカドネザル2世の廷臣であり、エルサレム陥落後(バビロン捕囚の開始)に、預言者エレミヤを「監視の庭」(王宮内の牢)から連れ出すように命じられている。 ダニエル書1:3では、アシペナズ(Aspenaz)が宮廷の「臣下の長」であると書かれており、これはラブサリスに相当する。
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