聖書とUFO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:02 UTC 版)
聖書の文章をUFOに関すると解釈する主張はしばしば見られる。真っ先に挙げられているのは、イエス・キリスト誕生の際に現れたという「動く星」である。キリスト誕生のとき東方の三博士は動く星に導かれ、星は厩(うまや)の上にとどまった、というものである(新約聖書・マタイ福音書第2章)。 また、旧約聖書・エゼキエル書第1章には、輝く人の姿をした生き物の横に輪があり、輪はその生き物の動きに従って移動し、屋根のようなものの上には椅子があり、人の姿をした者がいた、と記述されている。これもUFOとその搭乗者として解釈されることがある。 キリスト教の絵画にはUFOらしきもの(以下、円盤と記す)が描かれていることがある。「受胎告知」「雪の奇跡」「聖母と聖ジョヴァンニーノ」「キリストの洗礼」「三位一体」「キリストの磔刑」など枚挙に暇がない。描かれている内容も「円盤が光線を発射している」「円盤を見上げる人がいる」「円盤が火を噴いて飛行している」「2つの円盤が飛行しており、それぞれに表情の異なる人物が搭乗している」など、意図的に描いたことは明らかだ。 さらにこれらの説を発展させた物が「キリスト=宇宙人」説であり、古代宇宙飛行士説と関連づけて解釈されることもある。また、聖書とUFOを関連つけた解釈として有名なものにゼカリア・シッチンの説などがある。
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