柳屋奉善
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柳屋奉善(やなぎやほうぜん)は、三重県松阪市にある、安土桃山時代から続く和菓子の老舗。
- ^ a b c d e 吉富萌子 (2015年2月16日). “柳屋奉善=松阪市”. まちの宝モン. 読売新聞社. 2016年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月1日閲覧。
- ^ 亀井 2016, pp. 183–184.
- ^ a b “小倉久寛さんオススメ!『柳屋奉善』老伴(8枚入)”. 週刊現代の逸品. 2016年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月1日閲覧。
- ^ a b 一芸 (2012年11月30日). “おかわり 嗚呼、あこがれの餅街道”. 列島あちこち 食べるぞ!B級ご当地グルメ. 日本経済新聞. 2016年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月1日閲覧。
- ^ a b “老伴とは”. コトバンク. 2016年2月1日閲覧。
- ^ 亀井 2016, p. 184.
老伴
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柳屋奉善家の家宝であった中国前漢時代の瓦を基にして造られた硯石の模様(飛鴻延年)の部分を切り取って裏返したデザインである。最中の皮の表面の真中にコウノトリを表す模様と、その両側には「延」と「年」を象った文字が刻まれている。延年とは不老長寿の意味である。 最中の皮を受け皿として、中に羊羹状のものを流し込み、表面を糖蜜で固めている。当初は「古瓦」という名称であったが、松阪の豪商の三井高敏が、ある茶席で白楽天の詩集の中にある「老伴無如鶴(鶴のように千年も生きることはできない、だからこそ老いの後も、ともに仲良く過しましょう…)」という言葉を引用したのにちなみ、菓子名を「老伴」と改めたと言われている。 明治時代以降、皇室の伊勢神宮参宮時の土産菓子として何度か購入されており、俳優の小倉久寛の好物でもある。
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