繭玉

デジタル大辞泉

まゆ‐だま【繭玉】

読み方：まゆだま

柳などの枝に繭形にまるめた餅・団子などを数多くつけた、小正月の飾り物。繭の出来を豊かにする予祝という。現在は形式化したものが社寺の縁起物としても売られる。繭団子。まいだま。《季 新年》「—のことしの運のしだれける／万太郎」→餅花(もちばな)

難読語辞典

繭玉

読み方：マユダマ（ｍａｙｕｄａｍａ）

柳などの枝に繭の形に丸めた餅や米の粉のだんごを多数つけたもの

歴史民俗用語辞典

繭玉

読み方：マユダマ（ｍａｙｕｄａｍａ）

小正月の飾り物。

別名 メーダマ、繭餅、繭団子

世界宗教用語大事典

まゆだま 【繭玉】

小正月の飾り物で、柳・山桑などの枝に、餅や団子をたくさんつけたもの。まゆが豊かにできることの予祝の意があった。のち七宝・宝船・鯛・小判・大福帳・当たり矢などの縁起物をつるす。まゆだんご・なりわいぎ。

季語・季題辞典

繭玉

読み方：マユダマ（ｍａｙｕｄａｍａ）

モチを大きめに丸くした、繭や団子の形につくったもの

季節 新年

分類 人事

ウィキペディア

餅花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/06/18 14:46 UTC 版)

餅花（もちばな）とは、日本の一部地域で正月とくに小正月に、ヌルデ・エノキ・ヤナギなどの木に小さく切った餅や団子をさして飾るもの。東日本では「繭玉」（まゆだま）の形にする地域が多い。一年の五穀豊穣を祈願する予祝の意味をもつとされる。左義長の行事で飾ったり、食べたりする地方も多い。

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繭玉

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「尾獣」の記事における「繭玉」の解説

アニメにて見られた防御技。