緩流蛇行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:35 UTC 版)
武雄市西部の山地に発し、概ね東流。白石平野を流れる中流域では蛇行が甚だしい。最下流域で大きな支流の牛津川を合わせて有明海に注ぐ。 中~下流域は標高10m以下の低平地で、勾配は1/1,500 - 1/45,000と極めて緩い。下流域の白石町・江北町付近は三角州と考えられる標高2m前後の平野を蛇行し、河道付近は周りの地盤面よりも0.5m程低く湛水しやすい部分になっている。河口部には標高0m前後の干拓地がある。河口は干満差が日本で最も大きい有明海最深部にあるため、河口から29km付近、大日堰(武雄市橘町)辺りまで海水の遡上が見られる。そのため、洪水の危険性や排水できるかできないかが、大雨その都度の干満(潮汐)に左右される。このような特徴から、「河川というよりは海湾の延長といった性格を持っている」とする資料もある。
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