緩衝作動パイロット式自動止め弁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 18:35 UTC 版)
「電磁弁」の記事における「緩衝作動パイロット式自動止め弁」の解説
パイロット式電磁弁の応用方式で、パイロット式電磁弁の場合、パイロット電磁弁の開閉と同時に主弁の開閉も行うことから、水撃作用を起こしたり、異常音を発したりすることも多く、また吸入側に使用した場合は圧力差が必要な点があった。これを解消するため、主弁に圧力緩衝装置を設け、5 - 15秒ほどのタイムラグを付けることで回避するシステム。 一例として二段圧縮冷凍装置の吸入管の場合、蒸発圧力に対する吸入圧力が大幅に下がることが難点であったが、常時ばねの力で全開になっている主弁を閉じるときに限りガスを放出することで、圧力を下げることなく弁を開閉することが可能である。ただし、吸入管とパイロット管の間に1kg/cm2の圧力差を要する。
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