すいげき‐さよう【水撃作用】
読み方:すいげきさよう
水撃作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 09:45 UTC 版)
水撃作用(すいげきさよう)またはウォーターハンマー現象(英: water hammer)とは、水圧管内の水流を急に締め切ったときに、水の慣性で管内に衝撃と高水圧が発生する現象である。弁の閉鎖や配管の充水時、ポンプの急停止といった急激な変化によって生じる。
この現象が起こると管の寿命を縮め、破損の要因となる。防止策としては、急激な締め切り動作を行わないように水栓に節水コマを設置する、また、水撃防止装置を取り付けることも有効である。[1]
概要
この現象は水だけに限らず気体を含めた流体全般で生じる。身近な例としては、全自動洗濯機や食器洗い機などの動作中に行われる給水弁の自動開閉で発生するコンという音がこの作用によるものである。
流速u の流体が瞬間的にせき止められて静止するとき、流体の圧力上昇Δp は次式で与えられる[2]:
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