統合・現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:19 UTC 版)
かつては総合商社売り上げ上位10社に数えられたニチメングループの一員(1963年に日綿実業の傘下となる)で、株式上場もしていた。しかし1990年代になると長らく業績不振が続き、店頭管理銘柄(現在の整理ポストにあたる)となっていた。その後ニチメンのリストラに伴い資本をホーネンコーポレーションに譲渡(株式交換)、2000年にホーネンの100%子会社となった。現在はそのホーネンとともにJ-オイルミルズへ統合された。統合で親会社のホーネンは消滅したが、日華は1つの会社としてそのまま残った。若松工場(北九州市若松区)は旧豊年の工場と同様にJ-オイル商品の配送センターとしての役割を果たしていたが、搾油設備は事業の効率化のため2009年3月頃に閉鎖された。生産設備は2009年度中にJ-オイルミルズから譲受される予定であったが、2009年10月1日にJ-オイルミルズに工場を譲渡しJ-オイルミルズ若松工場となり、日華は販売や営業に専念することになった。なお、2019年11月現在、商品情報には業務用サイズ(一斗缶など)しか記載されておらず、家庭用についての情報がない。 2020年10月1日付で、同じくJ-オイルミルズの子会社であった株式会社J-ウィズに吸収合併され、解散した。株式会社J-ウィズは同日、株式会社J-NIKKAパートナーズに商号変更している。 なお、アサヒビールのグループ企業で、洋酒メーカーのニッカウヰスキーとは資本・人材面において、関連は一切ない(そもそもニッカ=日果であるため、表記自体異なる)。
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