結城康博とは? わかりやすく解説

結城康博

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/29 14:30 UTC 版)

結城 康博(ゆうき やすひろ、1969年9月17日[1] - )は、日本社会福祉学者。淑徳大学教授

博士(政治学)修士(経済学)、学士(社会福祉学)。社会福祉士介護福祉士介護支援専門員。2022年3月、保育士資格取得(国家試験)。

専攻は社会保障論、社会福祉学。社会保障審議会介護保険部会委員(2010年5月31日 - 2012年5月31日、再任2013年1月21日 - 2015年1月20日)。

経歴

北海道虻田郡洞爺湖町で生まれた後、幼少期は札幌市もみじ台団地)に居住し、当別町へ転居(当別町立西当別小学校入学)。小学2年生の時に父親の転勤で栃木県宇都宮市へ転居、宇都宮市立御幸ヶ原小学校へ転校し卒業。宇都宮市立鬼怒中学校を卒業後、神奈川県へ転居し、サレジオ学院高等学校を卒業。淑徳大学社会福祉学部卒業。法政大学大学院社会科学研究科修士課程経済学専攻)修了、法政大学大学院社会科学研究科博士課程政治学専攻)修了。現在は淑徳大学教授

大学卒業後、暫くフリーターを経験した後(交通警備警備員)、栃木県立野沢養護学校(現・栃木県立のざわ特別支援学校)で産休補助教員となり1年弱教壇に立つ(幼・小・中高教員免許状有資格:社会科)。その後、東京都特別区公務員試験に合格(福祉職)。北区立障害者福祉センター(デイサービス)で、介護関連の職に従事。その後、新宿区役所人事異動して児童家庭課(児童館学童保育担当)、在宅介護支援センター地域包括支援センターで勤務後(ケアマネジャー)、研究者へ転職。転職後も2年間は非常勤ケアマネジャーとして民間居宅介護支援事業所で介護業従事経験を積んだのち、2009年からは研究に専念。

法政大学の大学院に通学し修士(経済学)[注 1]博士(政治学)の学位を取得[注 2]。宗教はカトリック教徒である。

著書

  • 『介護-自分で選ぶ視点』(岩波新書)
  • 『福祉社会における医療と政治』(本の泉社)
  • 『在宅介護―現場から検証―』(岩波新書
  • 『医療の値段―診療報酬と政治』(岩波新書)
  • 『介護の値段―老後生き抜くコスト』(毎日新聞社
  • 『入門介護』(ちくま新書
  • 『高齢者は暮らしていけない』(岩波書店)
  • 『日本の介護システム』(岩波書店)
  • 『介護と看取り』(毎日新聞社)※平野・結城共著
  • 『孤独死を防ぐ』(ミネルヴァ書房)※中沢・結城編著
  • 『孤独死のリアル』(講談社現代新書)
  • 『介護職がいなくなる』(岩波ブックレット)
  • 『社会福祉原論~人口減少社会を見据えて』(淑徳大学長谷川仏教文化研究所)
  • 『介護人材が集まる職場づくり:現場リーダーだからこそできる組織改革』(編著)(ミネルヴァ書房)

主な出演番組

脚注

注釈

  1. ^ 指導教授は金子勝:元慶應義塾大学経済学部教授。
  2. ^ 指導教授は成沢光

出典

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.351

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