経済・技術交流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:40 UTC 版)
「日本とカザフスタンの関係」の記事における「経済・技術交流」の解説
2004年8月に日・カザフスタン技術協力協定署名、2008年12月に日・カザフスタン租税条約署名、2010年3月に日・カザフスタン原子力協定署名、2014年10月には日・カザフスタン投資協定が署名されるなど、21世紀に入って立て続けに経済・技術に関する二国間協定が結ばれており、交流の深化が図られている。特にカザフスタンはウランの有力な産出国であり、一方で日本は複数の原子力発電所を保有する国家であるため、原子力エネルギー面での協力関係にある。 貿易では、日本の対カザフスタン輸出額は383.52億円 に留まるのに対し、輸入額は786.10億円 に上り、日本の輸入超過である。これは日本がカザフスタンから原油および合金鉄などの資源を輸入しているためである。このように資源面で繋がりは強く、日本のカザフスタンへの直接投資はおよそ2.9億ドル であり、カスピ海のカシャガン油田開発には日本の国際石油開発帝石(INPEX)も参加している。開発支援も僅かながら行われており、カザフスタンの主要援助国は米国、ドイツ、フランス、英国、オーストリア、韓国などであるが、2016年に限り日本は第5位のカザフスタン資金援助国であった。
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