紀元前2300年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 00:38 UTC 版)
「紀元前23世紀」の記事における「紀元前2300年代」の解説
紀元前2300年頃ヨーロッパで青銅器時代が始まる。西ヨーロッパでは後期ビーカー文化、中央ヨーロッパではウーニェチツェ文化がそれに当たる。 イングランドのストーンヘンジ近郊で発見された「エームズベリーの射手」はこの世紀の後期ビーカー文化の人物。 シュメール人が支配するメソポタミアからペルシア湾を経てインド洋に至る航路が整備される。ディルムン(現バーレーン)、マガン(現オマーン)、メルッハ(インダス文明地帯)が繁栄する。 この時代の南東アラビアの文化は前期青銅器時代(ウンム・アン=ナール期)に区分される。 現在のアフガニスタン北部のバダクシャン地方のサリ・サング鉱山がラピスラズリの産地として繁栄する。 ナイル川とモエリス湖を結ぶ運河が作られる。 日本の三内丸山遺跡の終末期(紀元前3900年頃 - )。 紀元前2300-2200年頃 - 男性の頭像(イラク国立博物館蔵)がニネヴェで作られる。
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