紀元前2350年代
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「紀元前24世紀」の記事における「紀元前2350年代」の解説
紀元前2350年以前 - ウルイニムギナ(ウルカギナ)がルガルアンダを倒してラガシュ王となり「改革」を行う。 紀元前2350年頃メソポタミアで早期王朝IIIb期が終了した。 シュメール人とアムル人の都市であるマリが最初の破壊を受けた。 ウルク王ルガルザゲシがラガシュ王ウルイニムギナを倒しシュメールを統一。 インダス文明統合期(ハラッパーIIIB期)。洪水で破壊された港湾都市ロータルが再建され、貯水槽・波止場・倉庫が設立される。 ロータルと同時期かやや先行する港湾都市遺跡にドーラビーラがある。 ロータルやドーラビーラには紅玉髄(カーネリアン)の工房があり各地に輸出されていた。 インダス文明の最北端のバダフシャーンのショールトゥーガイ遺跡(英語版)ではラピスラズリなどの宝石を産出。 イラン東部はジーロフト文化(英語版)でコナル・サンダル(英語版)のジッグラトが建てられる。ジーロフト遺跡からは、原エラム文字に似た文字と、未解読の幾何学的な文字を使用した碑が出土している。
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