精しちさい【セイシチサイ】(草花類)
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登録番号 | 第13341号 |
登録年月日 | 2005年 9月 13日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精しちさい よみ:セイシチサイ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に寒系小ギクを交配して育成されたものであり、花は鮮黄色の小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは細、色は褐、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はかなり短である。葉身長はやや短、葉幅はやや狭、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、葉の基部の形は平、一次欠刻、表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形、花の大きさは小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径は小、管状花数はやや多、分布は集中、長さはやや小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり小、幅は狭、外花弁の表面の色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、裏面の色は明黄(同2506)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は黄緑、花たくの形は平らな円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さはやや短、生態分類型は寒ギク、開花の早晩性は早である。「寒金賞」及び「寒玉笛」と比較して、茎の色が褐であること、葉の基部の形が平であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者のほ場(広島県福山市)において、出願者所有の育成系統に寒系小ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「七福」であった。 |
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