粘着テープの普及とテープカッター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/26 04:35 UTC 版)
「テープカッター」の記事における「粘着テープの普及とテープカッター」の解説
1930年米国の3Mのリチャード・G・ドルーがセロファンテープを完成させる。太平洋戦争後の1947年12月に日本では、GHQ の打診を受けたニチバン(当時:日絆工業株式会社)は、1948年1月に基材(支持体)となるセロファンの片面に接着剤を塗り、帯状にしたもの。通常の製品は、これを巻き取った巻物状にして供給される。粘着テープを開発した。『セロテープ®』は、登録商標である。その後、セロファン粘着テープの使用が普及するにつれて、便利なテープカッターが多く市販されるようになる。粘着テープの消費量や用途に合わせテープ自体の種類も増加した。1960年に住友スリーエムが設立され、間もなく粘着テープの国産を開始した。国内テープカッター市場が活発化したのは、1960年代である。 1961年ライオン事務器がテープカッター「No.25」を国内発売 1965年エルム工業がテープディスペンサー「M-200」を海外へ輸出 2010年粘着テープの切断部形状が山切り形状ではなく直線的になる特殊加工刃を有するテープカッターが複数の事務用品メーカーより発売
※この「粘着テープの普及とテープカッター」の解説は、「テープカッター」の解説の一部です。
「粘着テープの普及とテープカッター」を含む「テープカッター」の記事については、「テープカッター」の概要を参照ください。
- 粘着テープの普及とテープカッターのページへのリンク