米野町 (名古屋市)とは? わかりやすく解説

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米野町 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/28 02:10 UTC 版)

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日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 中村区 > 米野町
米野町
日本
都道府県  愛知県
市町村 名古屋市
中村区
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
市外局番 052 (名古屋MA)[1]
ナンバープレート 名古屋

米野町(こめのちょう)は、愛知県名古屋市中村区の地名。

地理

現在は鉄道敷地に一部を残すのみとなっている[2]が、かつての町域は米野駅近畿日本鉄道名古屋線)を中心に、東は東海道新幹線、西は愛知県道115号津島七宝名古屋線、南は大須通、北は太閤通(愛知県道68号名古屋津島線)に囲まれたあたりである。

歴史

町名の由来

かつては薦野郷と称していた記録が残る[3]

沿革

  • 1886年(明治19年)4月1日 - 米野村東端に線路が敷設され、官設鉄道(現・JR東海道本線熱田 - 清洲間が開通。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 愛知郡米野村が合併に伴い、同郡笈瀬村大字米野となる[2]
  • 1895年(明治28年) - 大字米野の南部に線路が敷設され、関西鉄道(現・JR関西本線名古屋 - 前ヶ須間が開通。
  • 1904年(明治37年)12月20日 - 町制施行に伴い、愛知郡愛知町大字米野となる[2]
  • 1921年(大正10年)8月22日 - 名古屋市編入に伴い、同市中区米野町となる[2]
  • 1930年(昭和5年)3月15日 - 中区長良町露橋町・米野町・南区八熊町の各一部により、中区広川町が成立[4]
  • 1931年(昭和6年)10月1日 - 一部が西区編入により、同区米野町が成立[2]
  • 1933年(昭和8年)4月10日 - 中区米野町の一部を同区横堀町に編入する[5]。中区北一色町・米野町の各一部により、同区九重町として成立[4]。中区西日置町・米野町・露橋町の各一部により、同区明石通として成立[6]。中区米野町の一部により同区福住町[7]、同区百船町が成立[7]
  • 1934年(昭和9年)6月1日 - 中区米野町の一部が西区米野町に編入される[2]
  • 1935年(昭和10年)12月1日 - 中区米野町の一部が西区米野町に編入される[2]
  • 1937年(昭和12年)
    • 2月1日 - 国鉄名古屋駅より貨物駅である笹島駅が正式分離される。
    • 10月1日 - 中区米野町全域が中村区に編入され、同区米野町となる[2]。また、西区米野町の全域も中村区に編入され合流する[2]
  • 1938年(昭和13年)
  • 1939年(昭和14年)6月1日 - 中村区米野町の一部が同区熊野町[10]郷前町[10]権現通[10]大正町[10]として成立。
  • 1940年(昭和15年)
  • 1941年(昭和16年)
  • 1942年(昭和17年)1月15日 - 中村区米野町の一部を同区小栗通[4]に編入。
  • 1949年(昭和24年)12月1日 - 中村区米野町および日比津町の一部が同区西米野町として成立[14]
  • 1950年(昭和25年)
    • 7月15日 - 中村区米野町および下中村町・日比津町の一部が同区大宮町1丁目として成立[14]
    • 11月1日 - 中村区米野町および若宮町・日比津町・太閤通の一部が同区名楽町1丁目として成立[15]
  • 1973年(昭和48年)11月10日 - 中村区米野町の一部より同区運河町が成立[2]

※ その他、中川区広住町運河通にそれぞれ編入されている[2]

字一覧

1932年(昭和7年)愛知県教育会発行『明治十五年愛知県郡町村字名調』による愛知郡米野村の字。

  • 牧野裏(まきのうら)[16]
  • 中田(なかだ)[16]
  • 西中田(にしなかだ)[16]
  • 若宮裏(わかみやうら)[16]
  • 若宮前(わかみやまえ)[16]
  • 七畝割(ななせわり)[16]
  • 戸崎(とさき)[16]
  • 二(ふた)ツ橋(ばし)[16]
  • 上角田(かみすみだ)[16]
  • 板海道(いたかいど)[16]
  • 茶(ちゃ)ノ木島(きしま)[16]
  • 高道(たかみち)[16]
  • 郷前(ごうまえ)[16]
  • 居屋敷(いやしき)[16]
  • 東出(ひがしで)[16]
  • 後(うし)ロ[16]
  • 上平池裏(かみひらいけうら)[16]
  • 下平池裏(しもひらいけうら)[16]
  • 下角田(しもすみた)[16]
  • 八反字(はたんじ)[16]
  • 頓ヶ島(どかしま)[16]
  • 金山(かなやま)[16]
  • 村内(むらうち)[16]
  • 北田面(きたども)[16]
  • 西田面(にしども)[16]
  • 下流(しもなかれ)[16]
  • 深(うけ)ノ川(かわ)[16]
  • 長土井(ながどい)[16]
  • 北西宮神(きたしゆんじ)[16]
  • 南西宮神(みなみしゆんじ)[16]
  • 六之内(ろくのうち)[16]
  • 塩田(しおた)[16]
  • 前田(まえだ)[16]

脚注

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参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。 ISBN 4-04-001230-5 
  • 名古屋市計画局(日本語) 『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。 
  • 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 編 『中村区誌―中村区制施行50周年記念―』中村区制施行50周年記念事業実行委員会、1987年10月1日。 
  • 中川倶楽部 編 『名古屋市中川区町名一覧』中川倶楽部、1971年8月1日。 

関連項目




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