米軍の補強
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 18:44 UTC 版)
南北戦争の対処で多忙だったエイブラハム・リンカーン大統領は、ミネソタから繰り返し救援要請を受けてようやくダコタ族の鎮圧をジョン・ポープ少将に命じた。ジョン・ポープは以下の声明を行った。 「私の目的は、スー族をすべて皆殺しにすることだ。彼らは条約だとか妥協を結ぶべき人間としてなどでは決してなく、狂人、あるいは野獣として扱われることになるだろう。」 ポープは「狂人、野獣」たちの暴動を鎮めるために第3ミネソタ志願歩兵連隊と第4ミネソタ志願歩兵連隊を率いた。ミネソタ州知事アレクサンダー・ラムジーもこの行動を援助するために、ヘンリー・ヘイスティングス・シブレー大佐(元州知事)の支援を求めた。 大部隊が到着した後で、9月23日に「ウッドレイクの戦い」という最後の大規模戦闘が起こった。第7ミネソタ志願歩兵連隊のウィリアム・R・マーシャル中佐の公式報告に拠れば、第7ミネソタ志願歩兵連隊の一部と第6ミネソタ志願歩兵連隊(さらに6ポンド砲)が壕や散兵線に均等に配置された。短時間の戦闘の後で、散兵線にいた部隊がこの時は峡谷にいたダコタ族戦士に突撃を掛け、急ごしらえの民兵たちはインディアンを圧倒的に打ち負かした。 シブリー遠征隊の民兵の中には次の者達がいた。 ジョセフ・F・ビーン大尉の中隊「ユーレカ班」 デイビッド・D・ロイド大尉の中隊 カルビン・ポッター大尉の中隊、騎兵 マーク・ヘンドリックス大尉の軽装砲兵隊
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