米軍の動向
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「.338ノルマ・マグナム」の記事における「米軍の動向」の解説
2008年6月17日に米軍は、PSR (Precision Sniper Rifle) の要件を調査するために市場調査を行うと発表した。この調査は、現在使用中のボルトアクション式狙撃銃システムMk 13 (.300ウィンチェスター・マグナム弾使用) とM40とM24 (7.62×51 mm NATO弾使用) を、正規に製造される"ワイルドキャットではない" .338口径の弾薬を安全に発射するPSRと交換するための調査と見られるものであった。これは、.338ラプア・マグナム弾および.338ノルマ・マグナム弾、またはこれらの弾薬の派生品が、この市場調査の弾薬部分の2つの候補となり、将来の米軍の契約を獲得することを意味していた。 2017年5月、アメリカ特殊作戦軍 (USSOCOM) は、米海兵隊と共同で、ポリマー製薬莢の.338ノルマ・マグナム弾を使用する軽量中型機関銃 (LWMMG) の5,000丁調達の情報提供を求めた。目的は、24ポンド (10.9 kg) 以下で、24インチ (610 mm) 長の銃身を備えた機関銃を選定することである。これにより、エリアターゲットや車両を標的とした場合に2,000メートルまでの十分な精度が得ることを想定したものである。 2019年にアメリカ特殊作戦軍は、Barrett Manufacturing社に5千万ドルの契約を与え、.338ノルマ・マグナム弾を使用するバレットMRADを Mk 22 Advanced Sniper Rifle (ASR) として注文した。 2020年にアメリカ特殊作戦軍は、Sig Sauer社と契約を交わし、.338ノルマ・マグナム弾を使用するMG-338機関銃を注文した。
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