笹川良一研究とは? わかりやすく解説

笹川良一研究

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 21:06 UTC 版)

笹川良一」の記事における「笹川良一研究」の解説

1995年笹川没したあと、生前一切公開されていなかった巣鴨獄中日記や、戦犯家族らとの書簡研究者の手編纂され刊行され始めそれまで知られることの無かった笹川一面に光があたるようになった。まず1997年伊藤隆渡邊昭校訂による『巣鴨日記』が刊行される。これに触発され佐藤誠三郎1998年平成10年)に『笹川良一研究 異次元からの使者』、1999年平成11年)に『正翼(ザ・ライト・ウイング)の男 -- 戦前笹川良一語録』を相次いで上梓する。そのあと伊藤隆笹川息子陽平協力得て笹川良一関係文書整理し東京裁判中心とする3部作『続・巣鴨日記 笹川良一東京裁判1』『「戦犯者」を救え 笹川良一東京裁判2』『容疑逮捕訊問 笹川良一東京裁判3』を刊行。これら一連の文献は、笹川良一関連文書をまとめたものである同時に笹川とおして東京裁判とはどういうのだったのかを追う研究でもある。伊藤自身は、先の3冊に続くものと位置づけて、この6巻分をまとめた人名総索引を『容疑逮捕訊問 』の最後に置いている。 伊藤隆渡邊明校訂巣鴨日記中央公論社 1997年2月 ISBN 4-12-002650-7 佐藤誠三郎 『笹川良一研究 異次元からの使者中央公論社 1998年 ISBN 4120028178 佐藤誠三郎 『正翼(ザ・ライト・ウイング)の男 -- 戦前笹川良一語録中央公論新社 1999年 ISBN 4120028992 伊藤隆 編『続・巣鴨日記 笹川良一東京裁判1』 中央公論新社 2007年12月 ISBN 978-4-12-003900-3 伊藤隆 編『「戦犯者」を救え 笹川良一東京裁判2』 中央公論新社 2008年8月 ISBN 978-4-12-003968-3:「戦犯者」とその家族笹川宛書288通を収録 伊藤隆 編『容疑逮捕訊問 笹川良一東京裁判3』 中央公論新社 2008年12月 ISBN 978-4-12-003994-2 伊藤隆 編『国防航空 国粋大衆党時代 笹川良一東京裁判 別巻中央公論新社 2010年5月 伊藤隆評伝 笹川良一中央公論新社 2011年7月

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